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企業法務総合 コンプライアンス 2024年8月号・特集1

サステナビリティ時代のガバナンス対応
――「宮本から君へ」事件
武井一浩

本裁判例(最判令5.11.17判タ1518号67頁)は会社法・金商法に関するものではないので,本特集のなかでも異質な裁判例の紹介ではないかと思われるが,昨今のガバナンスの重要性が高まる時代における一定のメッセージ性について取り上げたい。なお本判例の主題である憲法・行政法等にかかわる論点には言及しない。

企業法務総合 2024年8月号・地平線

小説も書く弁護士 牛島 信

私は弁護士をしている傍ら文章を書く。小説とエッセイである。余技である。 最初の小説『株主総会』(幻冬舎,1997)は,株主総会の準備を手伝っていた経験にもとづいてのものだった。あとがきに,「総務の人間への委任状の取り付け」を「単なる法律上の一論点にとどめず小説にまで組み立てたのは,私が『団塊の世代』の一員であり,かつ,私の仕事としてその世代の人々の『リストラ』のことに携わったからだと思う」と書いた。 そうだったなあと27年たって思い返す。

企業法務総合 2024年8月号・実務解説

広告主目線で考える
広告出演契約のチェックポイント
小林利明

広告出演契約の内容はおおむね定型化されているが,実質的な交渉ポイントに相場感覚をもって的確に対処するにはある程度の経験を要する。本稿では,広告主企業の法務・契約担当者の目線から,広告出演契約の主要検討ポイントについて解説する。

企業法務総合 2024年8月号・連載

LEGAL HEADLINES 森・濱田松本法律事務所編

2024年4月・5月の法務ニュースを掲載。 ■「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」(第29回)が開催(ガバナンス) ■最高裁,株券発行会社における株券発行前の株式譲渡の当事者間での効力を認める旨の判決(会社法) ■金融庁・証券監視委,株式報酬に関する「インサイダー取引規制に関するQ&A【応用編】」を追加(金商法) ■政府・知財戦略本部,「AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめ(案)」を公表(知財) ■公取委,「グリーン社会の実現に向けた事業者等の活動に関する独占禁止法上の考え方」を改定(独禁) ■経産省,輸出管理制度の見直しに関する中間報告を公表(通商) ■政府,「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律案」を閣議決定(独禁) ■最高裁,職種等の限定合意がある場合における異なる職種等への配置転換命令が違法であるとする破棄差戻判決(労務) ■経産省,「企業情報開示のあり方に関する懇談会」を立上げ(開示) ■東証,プライム市場における英文開示の拡充に向けた上場制度の整備に係る有価証券上場規程等の一部改正(会社法) ■重要経済安保情報の保護及び活用に関する法律が成立(経済安保) ■情報流通プラットフォーム対処法の成立(IT) ■投資運用関係業務受託業に係る制度の導入等を含む改正金商法,投信法の成立(金商法) ■エネルギー基本計画の見直しが開始(エネルギー) ■東京地裁,AI発明の特許を否定(知財)

企業法務総合 2024年8月号・連載

悔しさを糧に――学べば開ける☆
第5話 自分が驚かないことに,人は驚く?
木山泰嗣

弁護士としての実働から通算して20年を超えた税法学者が,税務の仕事に限らず,学生・受験生のころに経験したエピソードを挙げ,自分の思うようにいかない現状(=悔しさ)を糧に,どのように学び,どんな活路を開いてきたのかを語ります。

企業法務総合 2024年8月号・連載

「株式法務」最新Q&A
――株主総会,コーポレート・ガバナンスの現場対応
第3回 障害者差別解消法と株主総会
飯塚 元・西口阿里沙

Q 2024年に障害者差別解消法が改正されて,事業者による障がい者に対する合理的配慮の提供が義務化されたが,株主総会開催に向けて,どのような対応を行う必要があるか。

企業法務総合 2024年8月号・連載

いまでも覚えています あの人の「法務格言」
第11回 「全部有休を消化してからでなければ例外は認められない」
白石弘美

弁護士になる前,新卒で日系企業に入社し,それなりに1人で仕事ができるようになったある年の冬のことです。スキー旅行中にスリップを原因とする自動車の多重事故に巻き込まれ,むち打ちになってしまいました。整形外科での典型的なむち打ち治療である牽引という首を引っ張る理学療法が始まり,毎日通院するようにとの指示が出されました。時は90年代,フレックス制も時間休制度もまだそれほど一般的ではなく,勤務先の会社には半休制度しかありませんでした。

企業法務総合 2024年8月号・連載

ライアン・ゴールドスティンの"勝てる"交渉術
第5回 あなたは店員のおススメを断れるか
――交渉は前向きな姿勢と提案で加速する
ライアン・ゴールドスティン

「ライアン先生,お電話です」と,秘書が取り次いだ電話は,まったく知らない人からで,業務にさえまったく関係のない商品の紹介であった。「すみません。間に合っています」と電話を切ると,秘書が「社名も自分の名前も名乗られたし,ライアン先生と親しげな口調でしたので,知り合いかと思いました。すみません」と申し訳なさそうに謝った。 私が代表を務めるクイン・エマニュエルの東京オフィスは連絡先や所在地を公開しているから,私の名前を知っていてもおかしくないし,知人やクライアントを装うこともできるだろう。それにしても,だまし討ちのようなやり方は不愉快であった。気分転換にコーヒーを買いに出かけると,なじみの店員から「ライアンさん,新しいフレーバーを試してみませんか? すぐにできますよ!」とにこやかに声をかけられた。実はそのフレーバーはあまり好きではなかったのだが,不愉快なことの後だったせいか,笑顔に癒されたのか,「そうだね!」と答えている自分がいた。今回は,交渉の方法と進め方について考える。

企業法務総合 テクノロジー・AI 2024年8月号・連載

PICK UP 法律実務書
『プライバシーテックのすべて』
小和田 香

「プライバシーテック」? 聞いたことはあっても,正確に説明できる人は少ない用語なのではないだろうか。 本書は,多義的な「プライバシーテック」を実務視点で解説。目的達成の手段にすぎないテックを,プライバシーガバナンス整備やデータ利活用において,どう使って問題解決するかをガイドしてくれる本である。

企業法務総合 2024年8月号・特別収録

ビジネス実務法務検定試験® 1級/2級演習問題