国際理解を深めるため社員を欧米の学会へ派遣|SDGsへの取組み(7)
当社は社員の意欲を高め、見聞を広めてもらうために、社員を欧米の学会へ派遣しています。
ヨーロッパ会計学会(EAA: European Accounting Association)のコングレスへは、
2013年はフランス・パリ(Congress 2013)
2014年はエストニア・タリン(Congress 2014)
2015年はスコットランド・グラスゴー(Congress 2015)
2016年はオランダ・マーストリヒト(Congress 2016)
2017年はスペイン・バレンシア(Congress 2017)
2018年はイタリア・ミラノ(Congress 2018)
に、それぞれ1名ずつ派遣しております。
また、アメリカ会計学会(AAA: American Accounting Association)へは2018年にワシントンD.C.での年次大会(2018 Annual Meeting)に社員を派遣しています。
学会において社員たちは、欧米における研究の動向を把握するほか、日本から参加している研究者との懇親を深めるように努力いたしました。この者たちは全員退職することもなく、現在は編集業務の主力となって活躍しております。
こうした活動の一つの成果として、欧米で盛んな論文の査読の実施があります。査読とは広く学術論文を募集し、その分野の専門家によりその内容の妥当性をチェックして、雑誌に掲載するかどうかを判断するものです。当社では2018年より雑誌『企業会計』に査読付き論文コーナー「中央経済社Acc Peer-Reviewed」を設けました。また、論文の投稿を促すとともに、オープンな場で議論を深めるために、オンラインでのカンファレンスを、これまで2021年9月、2022年3月、2023年3月の3回開催しました。
なお、欧米の学会への参加についてはその後コロナ禍により中止しました。現在も物価高や円安による渡航費用の高騰のため、当面再開の目途は立っておりませんが、さまざまな形で社員の育成を図ってまいります。