『企業会計』次号ご案内

2003年11月号

予 価 ¥2,300

発売日 2003/10/4(予定)

特集=取引の複雑化と収益認識の考え方

 経済の発展に伴い、新しい形態の販売やサービスが生み出され、収益の認識のタイミングが難しくなってきている。また、一連の企業不祥事にみられた収益の早期計上、架空計上によりこの問題は一段とクローズアップされている。このような中、FASBは「収益の認識」についてIASBと共同で検討し、2005年にも方向性を示すとしている。そこで本特集では、収益認識の考え方について最新事例や海外の議論も踏まえて明らかにする。


収益認識をめぐる問題点とその考え方/津守常弘 収益費用中心観における収益認識の問題点/松本敏史 資産負債中心観における収益認識の特徴と問題点/徳賀芳弘 イギリスにおける収益認識問題の展開/岩崎 勇 新しい収益認識基準の具体的適用問題の検討/尹 志煌 日本における新しい収益認識基準の具体的適用問題の検討/藤田敬司