文 献 月 報

 

■本欄は11月1日より11月30日までの間に当編集部へ寄せられた学内機関誌掲載の論文を中心に収録しました。

 

 財務会計

吉田良三「取引要素説」の形成

 安藤英義〔一橋論叢第128巻第5号〕

会計学における実験研究――方法論と開示関連文献のサーベイ

 上枝正幸〔大阪大学経済学第52巻第2号〕

財務諸表監査における適正表示概念とその不明瞭性

 栗濱竜一郎〔経済研究論集(広島経済大学)第25巻第2号〕

キャッシュ・フロー計算書の作成方法とその構造

 新谷典彦〔函大商学論究(函館大学)第35輯第1号〕

環境会計と制度会計

 野口晃弘〔社会関連会計研究(日本社会関連会計学会)第13号〕

上場会社の粉飾決算事例研究――ヤオハン事件

 盛田良久〔名城論叢(名城大学)第3巻第1号〕

 

管理会計

流通業のビジネスモデルとしてのC2C4B :競争優位実現のための理念モデル

 伊佐田文彦・小林敏男〔大阪大学経済学第52巻第2号〕

企業ネットワーク分析における取引コスト概念の有用性について――Sydowによる理論的整理から

 児山俊行〔経済研究論集(広島経済大学)第25巻第2号〕

ドイツにおける環境原価計算の展開――ドイツ環境省・環境庁編『環境原価計算ハンドブック』を中心として

 宮崎修行〔社会関連会計研究(日本社会関連会計学会)第13号〕

 

その他

コーポレート・ガバナンスの理論的基盤と本質的問題を求めて

 生田泰亮・小林敏男〔大阪大学経済学第52巻第1号〕

「病院会計準則」の制定と医療経営会計制度の方向性

 井出健二郎〔社会関連会計研究(日本社会関連会計学会)第13号〕

銀行規制の理論分析

 内田浩史・前多康男〔大阪大学経済学第52巻第1号〕

不確実性のある投資プロジェクトの意思決定とリアルオプション――ある企業の中国市場参入の投資計画についてのケーススタディー

 大川雅也〔大阪大学経済学第52巻第2号〕

企業の過剰債務と追い貸し

 楠美将彦・中原寿子・大村敬一〔高千穂論叢(高千穂大学)第37巻第2号〕

公的信用保証の政策効果

 小西 大・長谷部 賢〔一橋論叢第128巻第5号〕

年金の損得計算に関する一考察

 佐々木一郎〔経済研究論集(広島経済大学)第25巻第2号〕

消費による汚染、及び最適な租税構造:資本移動を考慮した小国の場合

 杉山泰之〔大阪大学経済学第52巻第1号〕

中小企業向け直接金融の可能性と課題――東京都の債券市場構想を例として

 本間健二〔高千穂論叢(高千穂大学)第37巻第2号〕

電子商取引への間接税課税の可能性――不完全情報逐次決定ゲームによるアプローチ

 松井亮宏〔大阪大学経済学第52巻第2号〕

日本企業の自社株公開買付に対する株式市場の反応

 松浦義昭〔大阪大学経済学第52巻第1号〕