THE  EDITOR'SCOMMENT  

 

★acc★今9月中間決算の作業が大詰めを迎えるなか、デフレ経済下による業績悪化への対応に苦慮している読者諸兄も多いのでは?本号特集では、今中間期から適用される「1株当たり当期純利益に関する会計基準」について、決算作業の一助となればと、その概要から具体的算定方法まで詳細に解説しました。


★acc★商法改正をはじめ、監査基準の全面改訂、自己株式等会計基準や固定資産の減損会計基準の設定など、今年も会計を取り巻く状況は目まぐるしく変化しました。また、本誌では、経済産業省より公表された「ブランド価値評価研究会報告書」を全巻特集で取り上げるなど新たな試みをした一年ともなりました。ぜひ、率直なご意見をアンケートハガキでお聞かせ下さい。一年間、ご愛読ありがとうございました。


★acc★さて、来年は本年にも増して、会計の世界が激動しそうです。新春号は、FASB理事のJ.M.Foster氏、ASB斎藤静樹委員長、IASB山田辰己理事をお迎えし、辻山栄子武蔵大学教授の司会で特別座談会を企画しました。世界の会計基準をリードするFASBとIASB、そして日本の現状と今後の動向について、それぞれの立場が鮮明に映し出された内容となっています。特集では「会計基準と概念フレームワーク」と題し、会計基準の基礎概念を多角的に検討します。また、会計不信への処方箋として米国で7月に成立した「企業改革法」の日本への影響を探る座談会と、新年らしく盛り沢山でお届けします。

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次号も ご期待ください!