特 集■

変貌する「資本の部」への実務対応

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種類株式の活用と発行価額の算定

武田竜一郎

Takeda Ryuichirou

 

Summary

昨年の商法改正により種類株式の多様な設計が可能となった。その活用方法もさまざまなケースが想定され得る。日本においては未だ発行流通事例が少ないため、理論価値を推定するには海外の研究並びに流通事例を参考としたフォーミュラ構築が重要である。ベンチャー企業のみならず、公開企業による種類株式活用をもって、さらなる資本市場の健全な発展を期待する。

 

Profile

たけだ・りゅういちろう■1988年山一證券入社。以来一貫して、公開引受業務並びに既公開企業のエクイティ引受業務に従事。幅広いエクイティ・ファイナンスを担当し、主担当者として主幹事案件を多数実施。現在は、大型エクイティ・ファイナンスならびに民営化案件を軸として、企業再編等に対するアドバイザリー業務およびその執行も担当。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。