THE  EDITOR'SCOMMENT  

 

★acc★近時、ブランド重視経営がにわかに脚光を浴びる中、本号では、7月号のインタビュー、8月号の座談会に引き続き、経済産業省「ブランド価値評価研究会報告書」について、総特集として総合的かつ多面的な検討を試みました。本報告書が示すブランド価値評価モデル、ブランド使用料の算定方法、ブランド・マネジメント・モデルが、各企業のブランド戦略,ひいては経営戦略そのものを大きく変える可能性を秘めています。なお,無形資産の情報開示については、FASBが公開草案を今秋にも公表する予定です。ブランド、知的資産、無形資産といった「見えない経営資源」が世界規模で注目されています。こうした状況のもと、本報告書が契機となり、日本企業のブランド価値が向上し、日本経済全体の早期回復が期待されるところです。


★acc★さて、読者諸兄もそろそろ中間決算が気になる時期かと思いますが、企業会計基準委員会では、今9月中間期に向けて新たな会計基準等設定の準備を進めており、先般、商法改正を受けた1株当たり当期純利益の算定等や連結納税制度の適用等に関する公開草案を4本公表しました。本誌では、成案として固まり次第、詳細をお届けする予定です。ご期待下さい。

 

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次号も ご期待ください!