特　集■平成13年11月商法改正　

会社法改正と種類株式・新株予約権・電子化

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新株予約権とストック・オプション---楠　純夫

　

Summary

今回の商法改正の目玉のひとつがストック・オプションの規制緩和である。今までのストック・オプションは付与対象者や、発行額、行使期限などに制限があったが今回の新株予約権はそのような制限を一切取り払っている。そして新株予約権という大きなテーマの中の有利発行という位置づけが定義されている。

　

Profile

くすのき・すみお■1955年生れ。中央大学経済学部卒業後，中央青山監査法人、プライスウォーターハウスクーパースを経て、現在は独立し株式公開のための資本政策やストックオプションを中心としたコンサルティングを行う。著書に『オーナー経営者が知りたい店頭公開のすべて』、『ストックオプション実務ハンドブック』（中央経済社）などがある。