特　集

2001年中間決算対応

時価評価・減損の会計処理

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販売用不動産・固定資産の減損処理---油谷成恒

　

★Summary★

　　販売用不動産については、すでに強制評価減の取扱いが導入され、今後導入が予定されているものとしては、固定資産の減損処理がある。本稿では、固定資産の減損会計を中心に、国際的な基準における取扱いを含め洞察を行う。なお、文中意見にわたる部分は私見であることを申し添える。

　

★Profile★

ゆや・なりつね■慶應義塾大学商学部卒業。1983年等松青木監査法人（現監査法人トーマツ）入所、1997年より社員。1998年から日本公認会計士協会監査委員会委員、2001年から日本公認会計士協会業種別監査委員会委員（現任）。主な著書に『株主総会実務マニュアル』、『問答式建設業の税務と会計の実務』、『会計制度改革と建設業経理』（以上共著）などがある。