THE  EDITOR'SCOMMENT  


★acc★6月22日、企業会計審議会より「監査基準の改訂に関する意見書(公開草案)」が公表されました(原文は8月号収録)。ゴーイング・コンサーン規定の導入をはじめ、従来の基準を前文から全面的に見直す大幅改訂案となっています。世界に通用するグローバルな基準のフレームワークづくりとされる本改訂案のポイントを、起草委員の一人である山浦久司氏にお聞きしました。ぜひご一読下さい。

★acc★引き続き7月に入り、減損会計基準の方向性を示した「固定資産の会計処理に関する審議の経過報告」と、「企業結合に係る会計処理基準に関する論点整理」が相次いで公表されました。“減損”と“企業結合”ともに企業経営を大きく左右する基準となることは必至です。一方、会計基準づくりを企業会計審議会から引き継ぐ財財務会計基準機構が発足した現在、両基準のいずれかが、審議会が設定する最後の基準となるのか、あるいは、新設定主体に移行されるのか気になるところです。その帰趨はともかく、いまは両基準への、余すことない十二分な議論が望まれます。本号では、別冊付録にてこの2点の資料を収録するとともに、「企業結合」については、解説記事を掲載いたしました。

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