特　集

会社法改革の論点

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株主総会などの電子化---鳥飼重和

　

★Summary★

　 株主総会等にインターネットを利用しようという立法提案が商法等の一部を改正する法律案要綱中間試案で示されている。会社運営を時代の進歩に適応させるものである。本稿は特に，株主総会における招集通知に焦点を合わせて，商法における従来の考え方とインターネット利用と言う新しい問題との整合性を検討してみたい。

　

★Profile★

とりがい・しげかず■中央大学法学部卒。税理士事務所勤務後、司法試験合格。企業を中心とした法務、税務訴訟などを専門分野としている。鳥飼総合法律事務所代表（現在、所属弁護士14名）。主な著書に、『税理士ビッグバン』（清文社）、『経営者に必要な会計知識』（商事法務研究会）、『企業組織再生プランの法務＆税務』（監修，清文社）、『Ｑ＆Ａ　民事再生法の実務解説』（監修，税務経理協会）、『会社分割の実務　Ｑ＆Ａ』（監修，中央経済社）他